SP

驚き!税務調査で申告漏れの業種1位はプログラマー!?

2023.10.05

税務調査で申告漏れが発覚した業種として、令和3年に国税庁が発表したデータでプログラマーが1位にランクインしたことをご存じでしょうか。 前年のランク外からトップに躍り出た業種となったプログラマーは、どのような点が申告漏れとして指摘されることとなったのでしょう。 ここでは、国税庁が発表している令和2事務年度のデータより、申告漏れの原因やプログラマーがランクインした理由、申告漏れの指摘を受けやすい事由などについてわかりやすく解説しています。

この記事の監修

税務調査レスキュー110番 税務調査専門の税理士

植村悦也(うえむら えつや)

元税務署長・元マルサ担当官などをパートナーに、税務調査専門の税理士として年間100件以上の相談を受ける税務調査対策のプロ。
追徴税額を0円にした実績も数多く、Googleクチコミ4.9という人気を得ている。

税務調査レスキュー110番
植村悦也

プログラマーがランクイン! 国税庁データで明らかに

国税庁は、年次ごとの税務調査の結果や申告漏れが顕著だった業種等を「所得税及び消費税調査等の状況」として統計データとして公開しています。令和2年度のデータは令和3年11月に発表されており、2022年2月の時点で最新の情報となります。

1.1 令和2年度、税務調査はどうだった?

令和2年度は新型コロナウイルスの影響により、全体の調査件数は例年に比べ減少しました。しかし、高額の申告漏れや悪質な所得隠し疑惑のある事業者に対する調査は厳しさを増し、所得税の実地調査で申告漏れが発覚した額は前年比で驚きの53%増を記録しました。この影響からか、例年では見かけない業種からも申告漏れが多く明らかになったようです。

1.2 ランク外に転落した業種も

プログラマーのようにランク外から躍進した業種もありましたが、一方で、例年申告漏れで上位を占めていた業種がランク外に落ち込むケースも見受けられました。その一つが風俗業です。

風俗業に従事する個人事業主が一年で適正な申告に急速に切り替えたとは考えにくいですよね。そのため、新型コロナの影響で利益が大きく下がった結果、申告漏れの件数が減少し、ランクインから外れたと推測されます。

1.3 プログラマーが申告漏れ業種1位の座を射止めた背景

令和2年度における申告漏れ業種でプログラマーが1位に輝いた背後には、暗号資産の販売ソフトなどの開発に参加したプログラマーから、ソフト販売利益について2億円もの所得漏れが発覚したという話題もありました。こういった高額の申告漏れが大きく影響していると見られます。

さらに、プログラマーはテレワークの機会も多く、新型コロナの影響を比較的少なく受けている点も申告漏れが目立った一因と思われます。

注目すべきは、申告漏れ業種のランキングで、プログラマーに続いて2位は牛肉の畜産業、3位は内科医、4位はキャバクラが名を連ねています。

プログラマーが申告時に警戒すべきポイントとは?

申告漏れ業種1位という称号を手にしたプログラマーは、今後税務署の注目をより集めやすくなる可能性があります。プログラマーだけでなく、申告の際に注意が必要なポイントを以下にいくつか紹介します。

2.1 売上の未計上、経費の不適切な計上には要注意

税務調査では売上の未計上や経費の不適切な計上が細かく検証されます。これらは所得税申告の基本となる計上科目で、誤った記載や漏れが起こりやすいのが特徴です。申告前に何度も確認し、未計上や二重計上がないように注意しましょう。

特にプログラマーという職種は、税務署が仕入れなどの経費が少ないと認識していることが多いため、接待費や仕入れ等が大きな金額となっている場合、その使用目的について詳細に質問される可能性があります。さらに、調査対象に選ばれる可能性も高まるでしょう。

2.2 「期ズレ」問題―税務調査で見逃されない売上のミス

税務調査では売上の計上漏れや経費の過剰計上に対する細かいチェックが常に行われます。これらは所得税申告の基盤を成す計上科目であり、ミスや漏れが起こりやすい領域です。申告前には何度も確認し、漏れや二重計上がないように気をつけましょう。プログラマーという職種の場合、税務署は仕入れなどの経費がほとんど発生しないという視点を持っていることが多いため、接待費や仕入れ等が大きな金額になっている場合、その使用目的について詳細に問われたり、調査対象に選ばれやすくなったりする可能性があります。

2.3 確定申告に対する不安を解消!税理士への相談を考えよう

経費の適正な計上範囲、レシートの管理や支払明細の作成方法、売上の期ズレを避ける記帳の方法等、税務や会計の専門知識がないと適切な申告が困難になりがちであり、申告が不適切であることも少なくありません。

税務調査の対象になりたくない、過去の申告内容に疑念を持っている、将来を見据えて今からしっかりと申告・納税したい等、不安を抱いている場合は、信頼できる税理士への相談をお勧めします。

特に、個人事業主やプログラマーなどの小規模経営者専門の税理士、税務調査対応の経験が豊富な税理士事務所を選ぶと、税務署が重点的に見るポイントや望ましい記帳方法のアドバイスを受けることができ、万が一税務調査となった場合の対応も安心して任せることができます。

まとめ

国税庁の最新データによれば、令和2年度の申告漏れ業種1位はプログラマーとなりました。

新型コロナの影響が少ない業種であるプログラマーの申告漏れが目立つ傾向が見られます。

プログラマーの申告では、売上の期ズレや経費の用途などが重点的にチェックされます。特に売上の期ズレは収益発生時期に基づいて申告することが重要です。

不安がある場合は税理士へ相談し、ペナルティを受けることなく、適正な申告に努めることが大切です。

税務調査レスキュー110番があなたをサポート!

あなたの不安や悩みを、税務調査専門の税理士が、税務署との窓口となりすべて解決いたします!
1人で悩まず「税務調査レスキュー110番」にご相談ください。
無料相談してみる

03-6416-4085 相談受付 平日09:00-18:00

top